21 AprDIYで押入れのリフォーム その2:床下の湿気対策

4月20日、日曜日。

で防水の石膏ボードを切らして一週間近く作業はお休み。
実際のところは仕事や他の予定で忙しい上、寝室のリフォームによる疲れも出て小休止が必要でした。
リフォーム作業もほどほどが良いですね^^;

防水ボードを入手し、まずは上の段の残りの壁に取りかかりました。

Before ↓
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After ↓
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Before ↓

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After ↓
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ああ、きれいになって気持ち良い!次は下の段に取り掛かろう!
ところがここから、リフォームは思いがけない展開となりました。

そもそもここをリフォームする大きな動機は隙間対策や見栄えを良くすることもそうだけど、押入れ全体に湿気があり、なんとなくカビ臭いのが気になっていました。
陽が当たらない北側にあるし、近くに窓もないので風通しも今一つ。我が家の北側の敷地は大木や孟宗竹を背負っていて、外側の日当たりや風通しが今一つなのが影響しています。
そして最も大きな原因は北側の排水があまりうまく行ってないこと。排水を良くするためには溝を掘ってU字こうを埋め込むなどの対策が必要ですが、借家なのでなかなか行動に出ずにいました。根本原因には追々対応することにして、ひとまずは内側からの湿気対策をすることにしました。

湿気の原因は床下にあると踏んで、床板を剥がして見ると…

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板を外すや否や、穴から冷気と共にカビの臭いが家に流れ込む。

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案の定、床下はむき出しの土。ある程度古い家は大体こうで、現代の家のようにコンクリートで地面を被っていません。そして土に触ると湿っている。このため、床板が絶えず湿っていてカビが生え、一部が腐ってしまっている状態。これは対処が必要です。

その前に好奇心に任せて、床下の様子を覗いてみました。

通気口から光がさしています ↓
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こんな風に割と最近になって基礎部分を補強した形跡が…。きっと元々の柱が湿り気やシロアリ被害などで腐ってしまって、床がベコベコしたから補強が必要だったのでしょう。古い家には良くあることです。

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ちなみに他の基礎部分はこの倉が建てられたおよそ100年前のままの状態。
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そして推定30年ほど前に増築された玄関、ダイニング、キッチンなどの床下部分はこのようにしっかりとコンクリートが敷いてあって、柱が腐った形跡はありません。

 

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へええ~、うちの床下ってこうなっているんだ~。
なんて関心しつつ、クリスに湿気対策相談。二人共合意したのは消石灰を撒くこと。以前、Awa DIY研究所(現、Akibaの家兼ワークショップ)の床リフォームの際、鴨川在住の一級建築士の知り合いから教わった方法で、湿った所に消石灰を撒くと、水分を吸い取ってくれる上にコンクリートのように固まってくれるので、土からの水分を抑えて湿気対策になるのだそうです。

消石灰を撒く前に、土の上にビニールを敷くとさらに効果があるとのことなので、養生に使うビニールシートを敷くことにしました。(なにせ低予算リフォームなので)
そのために床上から腕を伸ばして作業していたけれど、どうしてもうまく敷くことができないので思い切って床下に侵入。

そう滅多にはやらないことなので、床下に入った私の写真をクリスに撮ってもらいました^^;
中は汚いので頭にタオルを撒いています。我ながら床下にまで入る自分にビックリ!
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そしてここからがさらに驚きなのですが、ビニールシートを敷く作業をしている内に、どんどんと奥に侵入して行っても平気な自分に気づきました。
やがて床下に入る機会はもうないだろうから、どうせなら全体的な湿気対策をしちゃおうかなと思い始めました。
床下の高さはせいぜい60cm程度。地面を這ってしか動けないし、その土は太陽の光をかなり長いこと浴びていない陰気な土。当然ながら空気も淀んでいてどう考えても快適な空間ではない。
さらにうちの猫たちが壊れた通気口などから床下に入り込んで獲物を食べたりもしているようなので、一体どんな動物の死骸が転がっているかも分からない。
暗い、汚い、臭い、そしてある意味危険(?)な4K状態にも関わらず、どんどん奥に侵入していく私って一体?

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そんなことを考えながら作業をしていました。結論として、私は日常生活では経験できないことに対する好奇心がかなり強い方で、多少の困難や危険は逆にスリルに感じてしまうという性格なんだな~と再確認。
その辺はかなり男性っぽくて、クリスは「ボクは絶対に床下には入りたくない」と言うし、何人かの友人(女性)に床下に入って作業をしたと話すと、「ええ!そこまでやったの!? 私にはできない!」と驚いていました。

「私ってやっぱ変?」なんて思ったりもするけど、このDIYリフォームを通して自分の性質を再確認したり、新しい自分を発見したりするのが結構楽しくもあります。

東京に住んでいる頃、とある「見える人」に「あなたは究極の女性性と男性性を思う存分味わうことが人生のテーマです。」と言われたけど、今はまさにそんな感じで、ある時はDIYで男性性を発揮し、ある時はベリーダンスや女神のわで女性性を表現する。自分でも「私って一体何者?」と思うこともあるけど、自分が持って生まれた性質を生きることはとても大事なこと。どんどんいっちゃってください、としか言い様がありません。^^

話を床下に戻しますが、押入れ部分の床下のみビニールを敷く予定だったのが、結局1時間ほどかけて倉部分全体にビニールシートを貼ってしまいました。
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次はクリスに手伝ってもらって消石灰撒き。消石灰は5kgが500円程度で、押入れ(タタミ一畳ぐらいの範囲)にしっかりと敷くとなると3袋ぐらい必要になる。
床下全体に敷くのはさすがに予算オーバーなので倉全体には外周のみに敷きました。クリスが消石灰を容器に入れてくれて、私がそれを這いながら引きずって撒いていくという作業 ↓

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通気口周辺は特に多めに盛って、湿気対策と同時に、消石灰を嫌う虫や小動物の侵入を防御 ↓

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倉部分の外周全体に3袋分敷き終わったところで床下から這い出て地上に戻りました。
ようやく二本の脚で床に立った時は帰還兵のような気分…^^。
いや~、さすがに疲れた。ベリーダンスのおかげで足腰が強いから何とかなったけど、翌日は筋肉痛だな、きっと。

P1090652最後にクリスが押入れ部分に3袋ほど流し込んで、農具で平らに均しました。 ↓
写真でも分かるように、消石灰の粉が舞うので養生はしっかりすることが大事です。
あと、防じんマスクも必須。消石灰を大量に吸い込むと健康被害があるようです。
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前日の屋根瓦修理に続き、この日の床下作業で、この家の上から下まで隈なく知り尽くした感があります。
快適な住まいに必要なことを身をもって学べるという意味では、今回のDIYリフォームはかなり良い経験になっています。

そして、今日の思いがけない展開でまた新たな気づきに至りました。
最近は仕事、家事、野菜づくり、庭の手入れ、タケノコ採り、リフォーム…やりたいこと、やるべきことがあまりにもたくさんで、日々時間をどうやって有効に使おうかとばかり考えていました。
毎朝、その日の色々な仕事や作業を頭の中で大まかにリストアップして予定通り進めることで満足したり、うまく運ばなかった場合は逆に気分が落ちたり。
でも、この日のように予想外の展開が起きるものです。朝、目覚めたときに、まさか自分が床下に入り込んで作業することになるとは想像もつきませんでした。
おかげで押入れのリフォーム完成は遅れるけれど、長い目で見るととても大切な作業だったからやれて本当に良かったです。そして思いがけない学びや気づきにも至りました。
人生はそんなに予定を立てず、その時その瞬間の流れに乗って、あとのことは委ねていれば良いんだよね~、と改めて感じました。
そうすると必要な時に必要な情報や状況が自ずとやってくる。

さて、まだまだリフォームは続きます。
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DIYリフォームについてのブログ:


DIYで居間のリフォーム その3:珪藻土塗り



















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